シリーズ徹底比較

軌跡はどれから?
おすすめプレイ順と本編13作レビュー

最終更新:2026年8月13日 / 編集:ゲームくらべ編集部

日本ファルコムが20年以上つづける長編RPG。リベール(空)→クロスベル(零・碧)→エレボニア(閃・創)→カルバード(黎・界)と舞台を移しながら、ゼムリア大陸というひとつの世界の物語を描き続ける。全作が地続きにつながるぶん、「どれから始めるか」で最も迷いやすいシリーズでもある。

結論

2026年のいま始めるなら『空の軌跡 the 1st』が最有力。2004年の原点を2025年にフルリメイクした最新作で、テンポも操作性も現代的なうえ、物語のいちばん最初から入れます。しかも続編リメイク『空の軌跡 the 2nd』が2026年9月17日に発売予定——いま始めれば、ちょうど続きが出るタイミングです。「まず1本で区切りたい」なら舞台と主人公が一新される『零の軌跡:改』、「最新の作りで遊びたい」なら『黎の軌跡』から入るのも有力です。

タイプ別・あなたはどれ?

遊びたいスタイルを選ぶと、おすすめの1本を提案します。

どう遊びたい?

空の軌跡 the 1st カバー

おすすめ

空の軌跡 the 1st

原点をフルリメイク。いちばん最初の物語を、いちばん新しい作りで遊べます。

まずどれから? 3つの入口

目的別のおすすめ。どれも旧作を知らなくても楽しめます。

本編13作 比較表

発売年・バトル・ボリューム・初心者向け度・メタスコア・対応機種。日本語で購入できるSteam版にリンクしています。(初心者向け度・ボリュームは編集部評価)

作品 発売年 バトル ボリューム 初心者向け度 メタスコア 対応機種
空の軌跡 the 1st カバー 空の軌跡 the 1st空編①(2004年の原点をリメイク) 2025 ターン制(+機動力を活かした新バトル) 5/5 87 Steam ↗ Switch PS5
英雄伝説 空の軌跡SC カバー 英雄伝説 空の軌跡SC空編②(FCの直接の続き) 2006 ターン制(ATバトル) 2/5 80 Steam ↗
英雄伝説 空の軌跡 the 3rd カバー 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd空編③(後日譚・外伝的) 2007 ターン制(ATバトル) 1/5 83 Steam ↗
英雄伝説 零の軌跡:改 カバー 英雄伝説 零の軌跡:改クロスベル編①(舞台・主人公が一新) 2010 ターン制(コンビクラフト) 4/5 80 Steam ↗ PS4
英雄伝説 碧の軌跡:改 カバー 英雄伝説 碧の軌跡:改クロスベル編②(完結編) 2011 ターン制(コンビクラフト) 2/5 81 Steam ↗ PS4
英雄伝説 閃の軌跡 カバー 英雄伝説 閃の軌跡帝国編①(士官学院・Ⅶ組) 2013 ターン制(リンクシステム) 4/5 77 Steam ↗ PS4
英雄伝説 閃の軌跡II カバー 英雄伝説 閃の軌跡II帝国編②(内戦編) 2014 ターン制(リンクシステム) 2/5 80 Steam ↗ PS4
英雄伝説 閃の軌跡III カバー 英雄伝説 閃の軌跡III帝国編③(新Ⅶ組・2年半後) 2017 ターン制(リンクシステム) 2/5 82 Steam ↗ PS5 PS4
英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA- カバー 英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-帝国編④(完結編) 2018 ターン制(リンクシステム) 1/5 81 Steam ↗ PS5 PS4
英雄伝説 創の軌跡 カバー 英雄伝説 創の軌跡帝国編の後日譚・3つの視点 2020 ターン制(リンクシステム) 1/5 81 Steam ↗ PS5 PS4
英雄伝説 黎の軌跡 カバー 英雄伝説 黎の軌跡カルバード編①(新主人公・新系統) 2021 フィールドアクション+ターン制 4/5 84 Steam ↗ PS4
英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN- カバー 英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-カルバード編② 2022 フィールドアクション+ターン制 2/5 76 Steam ↗ Switch PS5 PS4
英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria- カバー 英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-カルバード編③(シリーズ20周年作) 2024 フィールドアクション+ターン制 1/5 84 Steam ↗ PS5 PS4

※メタスコアはMetacriticの各プラットフォーム集計を参考値として掲載。対応機種は購入・プレイ可能なものを掲載し、移植・新版の状況は変わることがあります。画像出典:各Steamストアページ、IGDB。

選び方のポイント

迷ったときの判断軸。

1

まず「ゾーン」を選ぶ

13作を一気に見ると身構えますが、実際は空編/クロスベル編/帝国編/カルバード編の4ブロック。どれか1つを選んで、その中を順に遊ぶのがいちばん挫折しにくい進め方です。

2

Steamの日本語対応を必ず確認

『空の軌跡SC』『the 3rd』のSteam版は英語のみです。日本語で空編の続きを遊びたいなら、2026年9月17日発売予定のリメイク『空の軌跡 the 2nd』を待つ選択肢があります。

3

バトルの好みで選ぶ

空〜創はじっくり考えるターン制のコマンドバトル。黎以降はフィールドでのアクション操作が加わり、テンポが速くなっています。動かして楽しみたいなら黎系統が向きます。

4

評価で選ぶ

メタスコアは空の軌跡 the 1st(87)、黎の軌跡・界の軌跡(84)、空の軌跡 the 3rd(83)が上位。迷ったら評価と入りやすさを兼ねる the 1st が無難です。

本編13作レビュー

各作の特徴・長所と注意点・こんな人向けを、実際の内容に踏み込んで解説します。

1 空の軌跡 the 1st キービジュアル

空の軌跡 the 1st

2025年 ターン制(+機動力を活かした新バトル) 王道ファンタジー・少年少女の旅立ち

シリーズの原点にあたる2004年の『空の軌跡FC』を、2025年にフルリメイクした一本。遊撃士を目指すエステルとヨシュアがリベール王国を巡る旅立ちの物語を、3Dで作り直したグラフィックと現代的なテンポで遊べる。原点でありながら最も新しい作りなので、「最初から順に追いたいが、20年前のゲームを触るのはつらい」という人の答えになる。メタスコア87(PS5・批評家34件)はシリーズ最高評価クラスで、海外批評では「リメイクの手本」「軌跡に入るなら完璧な出発点」と評された。続編リメイク『空の軌跡 the 2nd』が2026年9月17日発売予定という点も、いま始める理由になる。

空の軌跡 the 1st スクリーンショット 空の軌跡 the 1st スクリーンショット
87
メタスコア
初心者向け度 5/5
ストーリー 5/5
ボリューム 4/5

良い点

  • 物語の最初から入れて、作りはシリーズで最も新しい
  • メタスコア87のシリーズ最高評価クラス
  • 日本語対応・Switch/PS5/Steamで買いやすい
  • 続編リメイクが2026年9月17日発売予定で続きが待てる

気になる点

  • 価格は8,800円とシリーズでは高め
  • 物語は次作へ続く(この1本で完結はしない)

こんな人向け:シリーズを初めて触るなら、まずこれ。

Steam Switch PS5 Steam通常 ¥8,800 Steamで見る
2 英雄伝説 空の軌跡SC キービジュアル

英雄伝説 空の軌跡SC

2006年 ターン制(ATバトル) 追跡と再会・空編の本編

FCのラストから地続きで始まる直接の続編で、空編の物語が本格的に動き出す中核。長く語り継がれる評価の高さの一方、いま日本語で遊ぶには壁がある。Steam版は英語のみで日本語に対応しておらず、日本語で遊ぶならPSP/PS3/PS Vitaの旧版を探す必要がある。ただし2026年9月17日に本作のフルリメイク『空の軌跡 the 2nd』が発売予定(Switch 2/Switch/PS5/Steam)。これから空編を追うなら、the 1st を遊んでリメイク版の発売を待つのが現実的な選択になる。

英雄伝説 空の軌跡SC スクリーンショット 英雄伝説 空の軌跡SC スクリーンショット
80
メタスコア
初心者向け度 2/5
ストーリー 5/5
ボリューム 5/5

良い点

  • 空編の物語が本格的に動く中核作
  • FCからの積み重ねが効いてくる構成

気になる点

  • Steam版は英語のみ(日本語非対応)
  • FCを前提とした続き物
  • 原作は2006年でボリュームが非常に大きい

こんな人向け:the 1st を遊んだ人。ただし日本語なら2026年9月のリメイクを待つ手も。

Steam Steam通常 ¥3,980 Steamで見る
3 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd キービジュアル

英雄伝説 空の軌跡 the 3rd

2007年 ターン制(ATバトル) 群像の後日譚・ダンジョン主体

空編を締めくくる第3作。SCの後日譚にあたり、街を巡る冒険より閉じた空間の探索が中心という、シリーズでも異色の構成をとる。そのぶん各キャラクターの掘り下げや後日譚の密度が高く、批評家からは「バランスの取れた、思索的で心を打つJRPG」と評されメタスコア83。ただし物語も構成も完全に空編の続きを前提としており、ここから入るのは現実的ではない。Steam版は英語のみで日本語に対応していない点も、SCと同じ注意が要る。

英雄伝説 空の軌跡 the 3rd スクリーンショット 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd スクリーンショット
83
メタスコア
初心者向け度 1/5
ストーリー 4/5
ボリューム 4/5

良い点

  • 空編の登場人物を深く掘り下げる後日譚
  • メタスコア83と空編では高評価

気になる点

  • Steam版は英語のみ(日本語非対応)
  • FC・SCを遊んでいることが前提
  • ダンジョン主体の構成は好みが分かれる

こんな人向け:空編を最後まで見届けたい人向け。

Steam Steam通常 ¥2,980 Steamで見る
4 英雄伝説 零の軌跡:改 キービジュアル

英雄伝説 零の軌跡:改

2010年 ターン制(コンビクラフト) 刑事もの・相棒たちの群像劇

舞台を自治州クロスベルへ移し、主人公も新人捜査官ロイド・バニングスに交代するクロスベル編の1作目。寄せ集めの「特務支援課」が小さな事件を解決しながら信頼を積み上げていく刑事ドラマ仕立てで、シリーズの中でも仲間との距離感の描き方が特に丁寧な一本。舞台も人物も一新されるため前提知識が少なくて済み、「まず1本だけ試したい」人の入口として機能する。日本語対応のSteam版(:改)が4,378円と手を出しやすいのも利点。

英雄伝説 零の軌跡:改 スクリーンショット 英雄伝説 零の軌跡:改 スクリーンショット
80
メタスコア
初心者向け度 4/5
ストーリー 5/5
ボリューム 4/5

良い点

  • 舞台・主人公が一新され前提知識が少ない
  • 事件を積み重ねる刑事ドラマ的な構成が秀逸
  • 日本語対応・4,378円と手頃

気になる点

  • 物語は『碧の軌跡』とセットで完結する
  • 原作が2010年でグラフィックは古さがある

こんな人向け:まず1本試したい人・群像劇が好きな人向け。

Steam PS4 Steam通常 ¥4,378 Steamで見る
5 英雄伝説 碧の軌跡:改 キービジュアル

英雄伝説 碧の軌跡:改

2011年 ターン制(コンビクラフト) 決着・クロスベルの行方

『零の軌跡』の直接の続編にして、クロスベル編の完結編。零で丁寧に積み上げた人間関係と伏線が一気に動き、批評家からも「前作の良さをすべて受け継ぎ、賭け金を大きく引き上げた」と評された。シリーズ全体の物語にとっても重要な位置にあり、ここを通っているかどうかで後の帝国編・カルバード編の見え方が変わる。零→碧はセットで遊ぶ前提の2本と考えるのが正しい。

英雄伝説 碧の軌跡:改 スクリーンショット 英雄伝説 碧の軌跡:改 スクリーンショット
81
メタスコア
初心者向け度 2/5
ストーリー 5/5
ボリューム 5/5

良い点

  • 零で積み上げた伏線が一気に回収される完結編
  • シリーズ全体の物語でも重要な位置
  • 日本語対応・4,378円

気になる点

  • 『零の軌跡』が実質的に必須
  • ボリュームが大きい

こんな人向け:零を遊んだら、続けてこれ。

Steam PS4 Steam通常 ¥4,378 Steamで見る
6 英雄伝説 閃の軌跡 キービジュアル

英雄伝説 閃の軌跡

2013年 ターン制(リンクシステム) 学園×戦記・仲間との絆

舞台をエレボニア帝国に移した帝国編の1作目。トールズ士官学院の特科クラス「Ⅶ組」に集められた身分もばらばらな生徒たちが、実習で各地を巡りながら帝国の歪みに触れていく。学園生活パートと戦記が交互に進む構成で、仲間同士の位置関係が戦闘力に直結する「リンクシステム」が中心。キャラクターの人数が一気に増え、シリーズの間口を大きく広げた作品でもある。ここも舞台と主人公が新しくなるため、入口として選べる一本。

英雄伝説 閃の軌跡 スクリーンショット 英雄伝説 閃の軌跡 スクリーンショット
77
メタスコア
初心者向け度 4/5
ストーリー 4/5
ボリューム 4/5

良い点

  • 学園ものとして入りやすく主人公も新規
  • リンクシステムで仲間との連携が戦闘に直結
  • 日本語対応・3,980円

気になる点

  • 物語はII以降へ大きく続く(単体で完結しない)
  • 登場人物が多く覚えるのが大変

こんな人向け:学園もの・大人数の群像劇が好きな人向け。

Steam PS4 Steam通常 ¥3,980 Steamで見る
7 英雄伝説 閃の軌跡II キービジュアル

英雄伝説 閃の軌跡II

2014年 ターン制(リンクシステム) 内戦・散り散りの仲間を集める

前作のラストから直結し、内戦状態に陥った帝国で散り散りになったⅦ組を集め直していく続編。前半の「仲間を一人ずつ取り戻す」構成が旅の実感を強く出しており、批評家からは「戦闘が卓越しており、ターン制バトルが今なお健在であることを証明した」と評された。物語・システムとも前作の続きを前提としているため、Iから続けて遊ぶのが基本になる。

英雄伝説 閃の軌跡II スクリーンショット 英雄伝説 閃の軌跡II スクリーンショット
80
メタスコア
初心者向け度 2/5
ストーリー 4/5
ボリューム 4/5

良い点

  • 散った仲間を集め直す構成が熱い
  • 戦闘システムが前作から順当に洗練
  • 日本語対応・3,980円

気になる点

  • 『閃の軌跡』が前提
  • 会話量が多くテンポは緩やか

こんな人向け:閃Iを遊んだら、続けてこれ。

Steam PS4 Steam通常 ¥3,980 Steamで見る
8 英雄伝説 閃の軌跡III キービジュアル

英雄伝説 閃の軌跡III

2017年 ターン制(リンクシステム) 教官編・迫る大戦

前作から2年半後、教官となったリィンが新しいⅦ組を率いる第3作。旧Ⅶ組の面々がそれぞれの立場で再登場し、シリーズ全体の伏線が本格的に収束を始める。グラフィックがPS4世代へ刷新されて戦闘のテンポも上がり、メタスコア82と帝国編では高い評価を得た。2025年8月21日にはPS5版も発売され、現行機で遊びやすくなっている。ただし批評家も口を揃えて「まず閃I・IIを遊ぶこと」を推奨する位置づけで、ここから入るのは避けたい。

英雄伝説 閃の軌跡III スクリーンショット 英雄伝説 閃の軌跡III スクリーンショット
82
メタスコア
初心者向け度 2/5
ストーリー 5/5
ボリューム 5/5

良い点

  • PS4世代へ刷新されテンポも向上
  • シリーズ全体の伏線が収束し始める
  • 2025年8月21日にPS5版が発売され現行機で遊べる

気になる点

  • 閃I・IIが実質必須
  • 衝撃的な引きで終わりIVが前提になる

こんな人向け:帝国編を追っている人向け。

Steam PS5 PS4 Steam通常 ¥7,678 Steamで見る
9 英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA- キービジュアル

英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-

2018年 ターン制(リンクシステム) 総力戦・帝国編の決着

帝国編を締めくくる完結編。歴代シリーズの登場人物が続々と合流し、操作可能キャラクターが膨れ上がる総力戦になる。長く積み上げてきた物語の到達点として「何百時間もの丁寧な世界構築があってこそ成立する報酬」と絶賛される一方、単体で見れば「詰め込みすぎ」との批判も出た、評価の割れ方まで含めて集大成らしい一本。閃I〜IIIを踏まえていることが完全に前提で、ここから始めるのは現実的ではない。2025年8月21日にPS5版が発売済み。

英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA- スクリーンショット 英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA- スクリーンショット
81
メタスコア
初心者向け度 1/5
ストーリー 5/5
ボリューム 5/5

良い点

  • 帝国編の決着と歴代キャラクターの集結
  • 積み重ねてきた人には最大級の報酬
  • PS5版(2025年8月21日)で現行機対応

気になる点

  • 閃I〜IIIが完全に前提
  • 登場人物・要素の詰め込みは賛否が分かれる

こんな人向け:帝国編を最後まで見届けたい人向け。

Steam PS5 PS4 Steam通常 ¥7,678 Steamで見る
10 英雄伝説 創の軌跡 キービジュアル

英雄伝説 創の軌跡

2020年 ターン制(リンクシステム) オールスター・3ルート同時進行

リィン、ロイド、そして仮面の男Cの3つの視点を切り替えながら進む、これまでの総決算にあたる一本。空・クロスベル・帝国それぞれの主人公が同じ時間軸で動く構成で、批評家からは「20年近いシリーズの中でも最良の一本」と評された一方、「過去作を知らないと真価が分からない」とも指摘された。まさにファン向けの到達点であり、シリーズの入口には向かない。2025年8月21日にPS5版が発売済み。

英雄伝説 創の軌跡 スクリーンショット 英雄伝説 創の軌跡 スクリーンショット
81
メタスコア
初心者向け度 1/5
ストーリー 4/5
ボリューム 4/5

良い点

  • 3主人公の視点が並行する贅沢な構成
  • 歴代キャラクターが一堂に会する総決算
  • PS5版(2025年8月21日)で現行機対応

気になる点

  • 過去作を知らないと真価が分からない
  • 入口としては最も向かない部類

こんな人向け:空・クロスベル・帝国編を一通り遊んだ人向け。

Steam PS5 PS4 Steam通常 ¥7,678 Steamで見る
11 英雄伝説 黎の軌跡 キービジュアル

英雄伝説 黎の軌跡

2021年 フィールドアクション+ターン制 ハードボイルド・裏解決屋

舞台を大国カルバード共和国へ移し、主人公も「裏解決屋」ヴァン・アークライドに交代した新系統の1作目。法で裁けない依頼を引き受けるという設定どおり、これまでより一段暗く、大人びたトーンが特徴。戦闘はフィールドでそのまま敵を殴れるアクションと従来のコマンドバトルを行き来する方式に変わり、雑魚戦のテンポが大きく改善された。批評家からも「シリーズの入口として強い」「シリーズの型を洗練させ、その年屈指のJRPGになった」と評されメタスコア84。新規が入りやすい系統として、the 1st・零と並ぶ有力な入口。

英雄伝説 黎の軌跡 スクリーンショット 英雄伝説 黎の軌跡 スクリーンショット
84
メタスコア
初心者向け度 4/5
ストーリー 4/5
ボリューム 5/5

良い点

  • シリーズの入口に向くと批評家からも評価
  • フィールドアクション導入で戦闘のテンポが向上
  • 主人公・舞台が一新され前提知識が少ない

気になる点

  • 物語は黎II・界へ続く
  • トーンが暗めで王道ファンタジーを期待すると差がある

こんな人向け:最新の作り・大人向けのトーンが好きな人向け。

Steam PS4 Steam通常 ¥6,100 Steamで見る
12 英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN- キービジュアル

英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-

2022年 フィールドアクション+ターン制 続編・戦闘は洗練、物語は小休止

『黎の軌跡』の直接の続編。戦闘やキャラクターの掘り下げは前作から順当に洗練された一方、物語の評価は割れた。批評家からも「前作の美点を受け継いだ、ほぼ完璧な続編」という声と、「大きな物語的な起伏を欠く」という厳しい指摘が同居し、メタスコア76はカルバード編では最も低い。シリーズを追っている人向けの中継ぎ的な位置づけで、ここから入るのは避けたい一本。Switch版(2024年7月25日)も発売済み。

英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN- スクリーンショット 英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN- スクリーンショット
76
メタスコア
初心者向け度 2/5
ストーリー 4/5
ボリューム 4/5

良い点

  • 戦闘とキャラクターの掘り下げは順当に洗練
  • Switch版を含め対応機種が広い

気になる点

  • 物語の起伏が弱いという批判があり評価は割れた
  • 『黎の軌跡』が前提

こんな人向け:黎の軌跡を遊んだ人向け。

Steam Switch PS5 PS4 Steam通常 ¥5,280 Steamで見る
13 英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria- キービジュアル

英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-

2024年 フィールドアクション+ターン制 集大成・過去作との接続

シリーズ20周年にあたる最新の本編。カルバード編を進めながら、これまでのゾーンで描かれてきた物語との接続が一気に深まり、批評家からも「他の章とのつながりを大きく深めた」と評された。一方で「物語のテンポには難がある」という指摘もあり、そこを魅力的なキャラクターと堅牢な戦闘システムが支えている、という評価。メタスコア84はカルバード編で最高。日本語対応のSteam版は2026年1月15日に配信され、PCでも日本語で遊べるようになった。

英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria- スクリーンショット 英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria- スクリーンショット
84
メタスコア
初心者向け度 1/5
ストーリー 5/5
ボリューム 5/5

良い点

  • メタスコア84・カルバード編で最高評価
  • 過去のゾーンとの接続が一気に深まる集大成
  • 2026年1月15日から日本語対応のSteam版が購入可能

気になる点

  • 物語のテンポには批判もある
  • これまでの積み重ねが前提で入口には不向き

こんな人向け:シリーズを追ってきた人が、いまの到達点を見る一本。

Steam PS5 PS4 Steam通常 ¥6,500 Steamで見る

ゾーン別・王道のプレイ順

物語はほぼ発売順。4つのゾーンに分かれているので、どこか1つから始めても大丈夫です。 → 横にスクロール

よくある質問

軌跡シリーズはどれから始めるべき?

最有力は『空の軌跡 the 1st』です。2004年の原点を2025年にフルリメイクした作品で、物語の最初から入れて操作感も現代的、メタスコア87とシリーズ最高評価クラス。「まず1本で区切りたい」なら舞台と主人公が変わる『零の軌跡:改』、「最新の系統から」なら『黎の軌跡』も有力です。

全部やらないとダメ?

いいえ。軌跡は舞台ごとに「ゾーン(章)」で区切られており、空編/クロスベル編(零・碧)/帝国編(閃I〜IV・創)/カルバード編(黎・黎II・界)のどこからでも始められます。ただし各ゾーンの内部は続き物なので、ゾーン単位でまとめて遊ぶのが基本です。

順番は発売順でいい?

基本は発売順=時系列で問題ありません。空→零・碧→閃I〜IV→創→黎・黎II→界の流れです。全部を追うなら発売順、時間を絞るならゾーンを選んで遊ぶのが現実的です。

Steam版は日本語で遊べる?

作品によって違うので注意が必要です。『空の軌跡SC』『空の軌跡 the 3rd』のSteam版は英語のみで、日本語には対応していません。一方、零・碧・閃・創・黎・界のSteam版は日本語に対応しています(同じ作品でも発売元違いのページが並んでいることがあり、日本語対応のものを選ぶ必要があります)。当ページの各作リンクは、日本語で購入できる版に統一しています。

『空の軌跡 the 2nd』はいつ?

2026年9月17日発売予定です(Switch 2/Switch/PS5/Steam)。『the 1st』の続きにあたる『空の軌跡SC』のフルリメイクで、日本語で遊べます。SCのSteam版が英語のみである以上、これから空編を追うなら the 1st を遊んでリメイク版の続編を待つ、という選び方が現実的です。

『黎の軌跡』から始めても大丈夫?

大丈夫です。舞台がカルバード共和国、主人公もヴァン・アークライドに変わる新系統で、海外の批評でも「シリーズの入口に向く」と評価されています。過去作の人物やネタは出てきますが、知らなくても物語は追えます。

軌跡が好きなら、この切り口のおすすめランキングも。

他のシリーズも比較

発売日・対応機種・シリーズ順・メタスコアなどの事実は、メーカー公式・各ストア等を確認して掲載しています。初心者向け度・ボリューム・長所短所・おすすめは編集部評価です。詳しくは編集方針をご覧ください。