シリーズ徹底比較

アトリエはどれから?
おすすめの遊ぶ順番と主要16作レビュー

最終更新:2026年9月26日 / 編集:ゲームくらべ編集部

ガストが1997年から続ける錬金術RPG。材料を集めてアイテムを「調合」し、工房を営みながら日々を過ごす。ナンバリングではなく「サブシリーズ」ごとに物語が完結する構造で、作品数が多いわりに、どこから入っても大丈夫なのが最大の特徴。

結論

人気で選ぶなら『ライザのアトリエ』、評価で選ぶなら『ソフィーのアトリエ2』から入るのが最短です。アトリエは「サブシリーズ」ごとに物語が完結するので、全部を順に遊ぶ必要はありません。
『ライザのアトリエ』はシリーズを一般層まで広げた最大のヒット作で、三部作できれいに完結し、2025年11月にDX版が出たばかり。『ソフィーのアトリエ2』はメタスコア82がシリーズ最高で、Steamの日本語レビューも好評89%と、批評家と遊んだ人の評価がそろって高い一本です。原点を短く味わうなら『マリーのアトリエ Remake』。
1つだけ注意——最新作『ユミアのアトリエ』は、批評家の評価(80)に対してSteamの日本語レビューが63%と割れています。調合を簡略化してアクション寄りにした作りが、従来のファンの好みと合わなかったためです。

タイプ別・あなたはどれ?

遊びたいスタイルを選ぶと、おすすめの1本を提案します。

どう遊びたい?

ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ DX カバー

おすすめ

ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ DX

シリーズを一般層まで広げた最大のヒット作。三部作で完結します。

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まずどれから? 3つの入口

目的別のおすすめ。どれも旧作を知らなくても楽しめます。

主要16作 比較表

発売年・バトル・ボリューム・初心者向け度・メタスコア・対応機種。発売年は原作(初出)の年で、DX版・リマスターは元の作品の年に置いています。メタスコアはMetacriticの批評家スコアです。ロロナだけは注意——2009年の原作は65ですが、Steamで売られているDX版は評価が大きく上がったPlus版がもとで、そちらは80です(当ページは80を採用)。(初心者向け度・ボリュームは編集部評価)

作品 発売年 バトル ボリューム 初心者向け度 メタスコア 対応機種
マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~ カバー マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~ザールブルグ編(1997年の原点をリメイク) 2023 コマンド(調合中心・期限あり) 5/5 76 Steam ↗ Switch PS5 PS4
ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~ DX カバー ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~ DXアーランド編①(原作2009/DX版2018・Steam版は2018-12-03) 2009 コマンド(ターン制・期限あり) 4/5 80 Steam ↗ Switch PS4
トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~ DX カバー トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~ DXアーランド編②(原作2010/DX版2018) 2010 コマンド(ターン制・冒険者ランク制) 3/5 74 Steam ↗ Switch PS4
メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ DX カバー メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ DXアーランド編③(原作2011/DX版2018) 2011 コマンド(ターン制・国の開拓) 3/5 66 Steam ↗ Switch PS4
ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~ カバー ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~アーランド編④(2019・8年ぶりの続編) 2019 コマンド(ターン制・錬金術書で解放) 4/5 78 Steam ↗ Switch PS4
アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ DX カバー アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ DX黄昏編①(滅びゆく世界) 2012 コマンド(ターン制) 4/5 76 Steam ↗ Switch PS4
エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~ DX カバー エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~ DX黄昏編②(主人公を選べる) 2013 コマンド(ターン制) 4/5 79 Steam ↗ Switch PS4
シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~ DX カバー シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~ DX黄昏編③(完結編・期限なし) 2014 コマンド(ターン制) 4/5 78 Steam ↗ Switch PS4
ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ DX カバー ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ DX不思議編①(パズル調合の導入) 2015 コマンド(ターン制) 5/5 75 Steam ↗ Switch PS4
フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~ DX カバー フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~ DX不思議編②(広大な旅・期限あり) 2016 コマンド(ターン制) 3/5 74 Steam ↗ Switch PS4
リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~ DX カバー リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~ DX不思議編③(双子・絵画の世界) 2017 コマンド(ターン制) 4/5 74 Steam ↗ Switch PS4
ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~ カバー ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~不思議編④(ソフィーの続編・最高評価) 2022 コマンド(ターン制) 4/5 82 Steam ↗ Switch PS4
ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ DX カバー ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ DX秘密編①(シリーズ最大のヒット) 2019 リアルタイム性の高いコマンド 5/5 75 Steam ↗ Switch PS5 PS4
ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ DX カバー ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ DX秘密編②(3年後・王都へ) 2020 リアルタイム性の高いコマンド 3/5 81 Steam ↗ Switch PS5 PS4
ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~ DX カバー ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~ DX秘密編③(完結編・オープンな探索) 2023 リアルタイム性の高いコマンド 3/5 81 Steam ↗ Switch PS5 PS4
ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~ カバー ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~追憶編(2025年の最新作) 2025 アクション寄りのバトル 3/5 80 Steam ↗ Switch PS5 PS4

※メタスコアはMetacriticの各プラットフォーム集計を参考値として掲載。対応機種は購入・プレイ可能なものを掲載し、移植・新版の状況は変わることがあります。画像出典:各Steamストアページ、IGDB。

選び方のポイント

迷ったときの判断軸。

1

まず「サブシリーズ」を1つ選ぶ

アトリエはサブシリーズごとに物語が完結します。人気と入りやすさなら秘密(ライザ1〜3)、評価の高さなら不思議(ソフィー系とソフィー2)、4作かけて一つの世界を追うならアーランド(ロロナ〜ルルア)、落ち着いた雰囲気なら黄昏(アーシャ系)。どれか1つを選べば十分です。

2

「期限あり」か「期限なし」か

好みが最も分かれる点です。マリーやアーランドの前半3作は期限内に成果を出す時間管理型、シャリー以降のソフィー・ルルア・ライザ・ユミアなどは期限を気にせず遊べます。せかされるのが苦手なら期限なしの作品を選んでください。

3

いまから買うなら「DX版」

アーランド・黄昏・不思議はDX版が各5,280円、ライザ三部作はDX版が各6,380円。追加コンテンツ込みでまとめ直されているので、旧版を探すよりDX版を買うのが基本です。

4

最新作ユミアは評判を確かめてから

批評家は80と高評価ですが、Steamの日本語レビューは63%です。調合を簡略化してアクション寄りにした作りが、従来のアトリエ好きと合わなかった面があります。初めての1本ならライザかソフィー2が安全です。

5

評価と価格で選ぶ

メタスコア上位はソフィー2(82)、ライザ2・ライザ3(81)、ロロナ・ユミア(80)。価格はアーランド・黄昏・不思議のDX版が各5,280円と手頃で、ソフィー2とルルアは8,580円、最新のユミアは9,680円です。

主要16作レビュー

各作の特徴・長所と注意点・こんな人向けを、実際の内容に踏み込んで解説します。

1 マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~ キービジュアル

マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~

2023年 コマンド(調合中心・期限あり) 原点・のんびりした学園生活

シリーズの出発点である1997年の初代を、2023年に作り直したリメイク。落ちこぼれの錬金術士マリーが、5年という期限のなかで卒業課題を目指す——目的は決まっているが、そこへ至る過ごし方は自由という、アトリエの原型がそのまま味わえる。批評では「ここ数年でもっとも心地よいゲームのひとつ」と評される一方、「1:1のリメイクで古さも残る」との指摘も。シリーズで最もコンパクトで、合うかどうかを試す1本として優秀。時間制限が苦手な人向けに、期限なしで遊べるモードも用意されている。

マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~ スクリーンショット マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~ スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

76
メタスコア
初心者向け度 5/5
ストーリー 3/5
ボリューム 2/5

良い点

  • シリーズの原点を現代的に遊べる
  • ボリュームが軽く、合うかどうか試しやすい
  • 期限なしで遊べるモードもある

気になる点

  • 原作に忠実なぶん、システムの古さは残る
  • 物語の比重は近年の作品より軽い

こんな人向け:古典的なアトリエを短く試したい人へ。

Steam Switch PS5 PS4 Steam通常 ¥6,380 Steamで見る
2 ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~ DX キービジュアル

ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~ DX

2009年 コマンド(ターン制・期限あり) アトリエ存続をかけた3年間

アーランド編の1作目。主人公ロロナの目的はただひとつ、閉鎖の危機にある工房の存続を国に認めてもらうこと。年4回・合計12回送られてくる国からの依頼を、調合と探索と戦闘でこなしていく。期限があるぶん一日の使い方に緊張感があり、街の人からの依頼で上がる「人気」もエンディングに関わる。
買う前に知っておきたいのはメタスコアの話——2009年の原作は65で、期限のきつさと分かりにくさが批判された。しかしその後大幅に作り直されたPlus版は80まで評価が上がり、Steamで売られているDX版はそのPlus版がもと。つまり古い低評価はいま買う版には当てはまらない。5,280円。

ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~ DX スクリーンショット ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~ DX スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

80
メタスコア
初心者向け度 4/5
ストーリー 3/5
ボリューム 3/5

良い点

  • DX版は評価80のPlus版がもと(原作65から大きく改善)
  • 目的がはっきりしていて迷わない
  • アーランド編の入口で前提知識が不要
  • 5,280円と手頃

気になる点

  • 期限があるので自由に遊びたい人には窮屈
  • 原作が2009年で描写は古い
  • 原作(65)の評判が今も検索に残っていて誤解されやすい

こんな人向け:アーランド編を最初から追いたい人へ。ここが1作目。

Steam Switch PS4 Steam通常 ¥5,280 Steamで見る
3 トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~ DX キービジュアル

トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~ DX

2010年 コマンド(ターン制・冒険者ランク制) 行方不明の母を追う旅

アーランド編の2作目。行方不明になった母の足取りを追うため、トトリが冒険者になって各地を巡る。前作が「工房にこもって課題をこなす」構造だったのに対し、本作は冒険者ランクを上げないと新しい地域へ行けないという作りで、探索の比重がはっきり増えている。ポイントを稼いでランクを上げ、未開の地へ踏み込むほど母の手がかりに近づく——目的と行動が直結していて、シリーズでも物語の引きが強い一本。ロロナも登場するので、前作を遊んでいると再会が効く。メタスコア74(PS3・批評家19件)。5,280円。期限は前作より厳しめで、そこが評価の分かれ目になっている。

トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~ DX スクリーンショット トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~ DX スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

74
メタスコア
初心者向け度 3/5
ストーリー 4/5
ボリューム 3/5

良い点

  • 母を探すという目的が全体を引っ張る
  • 探索の自由度が前作より大きい
  • 前作のロロナが登場する
  • 5,280円

気になる点

  • 期限の厳しさはシリーズ屈指
  • 前作を知らないと人物の関係が分かりにくい
  • 原作2010年ぶんの古さはある

こんな人向け:ロロナを遊んだ次に。旅と探索が好きな人へ。

Steam Switch PS4 Steam通常 ¥5,280 Steamで見る
4 メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ DX キービジュアル

メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ DX

2011年 コマンド(ターン制・国の開拓) 姫が錬金術で国を育てる

アーランド編の3作目で、主人公は小さなアールズ王国の姫メルル。目的は期限内に人口を増やして国を発展させることで、国民の要望を課題としてこなすと「開拓ポイント」が貯まり、施設を建てて国が育っていく。自分の選択で国の姿が変わっていく手応えはシリーズでも独特で、3作の中では最もやり込み向き。ロロナ・トトリも登場し、アーランド編の総決算にあたる。
ただしメタスコアは66(PS3・批評家17件)と本ページで最も低い。国の発展が数値管理の作業に寄って見える点が響いた。なおDX版のもとになったPlus版(Vita)は74と評価が上がっており、実際に買う版はそちら寄り。5,280円。

メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ DX スクリーンショット メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ DX スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

66
メタスコア
初心者向け度 3/5
ストーリー 3/5
ボリューム 4/5

良い点

  • 国を育てる手応えがシリーズで独特
  • やり込み量はアーランド編で最大
  • ロロナ・トトリも登場する総決算
  • 5,280円

気になる点

  • メタスコア66は本ページで最低(Plus版は74)
  • 国の発展が数値管理の作業に見えることがある
  • 3作目なので前2作を知っている前提が強い

こんな人向け:アーランド編を締めくくりたい人、やり込みたい人へ。

Steam Switch PS4 Steam通常 ¥5,280 Steamで見る
5 ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~ キービジュアル

ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~

2019年 コマンド(ターン制・錬金術書で解放) ロロナの娘が母を超えようとする

メルルから8年を置いて2019年に出たアーランド編の4作目。主人公はロロナの娘ルルアで、夢は「偉大な錬金術士である母を超えること」。拾った古文書「アルケミリドル」を読み解くと新しい調合や道が開けていく仕組みで、謎解きが進行と結びついているのが本作の骨格。期限が無いので、前3作の時間管理が苦手だった人にはこれがいちばん遊びやすい。メタスコア78(PS4・批評家22件)はアーランド編で最高。
難点は8,580円で、DX3作(各5,280円)より明確に高いこと。前3作の登場人物が大人になって出てくるので、順に遊んだあとの4本目として最も効く。

ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~ スクリーンショット ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~ スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

78
メタスコア
初心者向け度 4/5
ストーリー 4/5
ボリューム 4/5

良い点

  • 期限が無く、自分のペースで進められる
  • メタスコア78はアーランド編で最高
  • 古文書の謎解きが進行に直結して面白い
  • 前3作の人物の「その後」が見られる

気になる点

  • 8,580円とアーランド編で突出して高い
  • 前3作を知らないと感慨が半減する
  • DX3作と違い低価格帯ではない

こんな人向け:前3作を終えた人へ。期限が苦手ならここから入る手も。

Steam Switch PS4 Steam通常 ¥8,580 Steamで見る
6 アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ DX キービジュアル

アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ DX

2012年 コマンド(ターン制) 滅びゆく世界・静かな探索

大地が枯れゆく「黄昏」の世界を舞台にした系統の1作目。薬屋の少女アーシャが、ある日消えた妹ニオの手がかりを追って旅に出る。明るく賑やかだった従来作と違い、寂寥感のある風景と静かな語り口が特徴で、シリーズの中でも空気の作り方が際立つ。期限のなかで手がかりを集めていく構成が、旅の緊張感につながっている。DX版はDLC込みでまとめられ、5,280円と手に取りやすい。

アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ DX スクリーンショット アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ DX スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

76
メタスコア
初心者向け度 4/5
ストーリー 4/5
ボリューム 3/5

良い点

  • 滅びゆく世界の静かな空気感が独特
  • サブシリーズの1作目で前提知識が不要
  • DX版5,280円と手頃

気になる点

  • 原作が2012年で描写には古さがある
  • 賑やかな作風を期待すると印象が違う

こんな人向け:落ち着いた雰囲気の物語が好きな人へ。

Steam Switch PS4 Steam通常 ¥5,280 Steamで見る
7 エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~ DX キービジュアル

エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~ DX

2013年 コマンド(ターン制) お役所仕事・二人三脚

黄昏編の2作目で、公的機関「開発課」に配属された二人——地元育ちのエスカと、中央から来た錬金術士ロジー——のどちらかを選んで進める。四半期ごとに課題をこなす業務日誌のような構成が独特で、目標がはっきりしているぶん、シリーズで最も「何をすればいいか分からない」になりにくい一本。批評でも「優れた調合システムと良好な戦闘」と評価され、黄昏編では最高のメタスコア79。前作を知らなくても遊べる。

エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~ DX スクリーンショット エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~ DX スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

79
メタスコア
初心者向け度 4/5
ストーリー 4/5
ボリューム 3/5

良い点

  • やることが明確で迷子になりにくい
  • 主人公を2人から選べて2周楽しめる
  • 黄昏編で最も高いメタスコア79

気になる点

  • 物語の起伏は穏やかめ
  • 課題をこなす構成は事務的に感じることも

こんな人向け:目標がはっきりした進め方が好きな人へ。

Steam Switch PS4 Steam通常 ¥5,280 Steamで見る
8 シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~ DX キービジュアル

シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~ DX

2014年 コマンド(ターン制) 水を巡る物語・黄昏の決着

黄昏編を締めくくる3作目。同じ「シャリー」の名を持つ二人の少女のどちらかを選び、水が失われゆく世界の行方を追う。特筆すべきは、シリーズの伝統だった時間制限が撤廃されたこと。批評でも「のんびりしたRPGを自分のペースで楽しめる」と歓迎され、期限に追われるのが苦手な人にとっては黄昏編で最も遊びやすい。物語は黄昏編の決着にあたるため、アーシャ・エスカ&ロジーを踏まえていると味わいが深い。

シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~ DX スクリーンショット シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~ DX スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

78
メタスコア
初心者向け度 4/5
ストーリー 4/5
ボリューム 3/5

良い点

  • 時間制限がなく自分のペースで遊べる
  • 黄昏編の決着として完成度が高い
  • 主人公を2人から選べる

気になる点

  • 前2作を遊んでいるとより楽しめる
  • システムは前作の延長線上

こんな人向け:期限に追われず、黄昏編を見届けたい人へ。

Steam Switch PS4 Steam通常 ¥5,280 Steamで見る
9 ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ DX キービジュアル

ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ DX

2015年 コマンド(ターン制) 明るい王道・調合パズル

不思議編の1作目にして、シリーズの調合を大きく変えた一本。材料をマス目に配置していくパズル的な仕組みが導入され、「どう詰めるか」を考える楽しさが前面に出た。物語は、記憶を失った不思議な本プラフタとソフィーが交流しながら、一人前の錬金術士を目指す穏やかなもの。期限がなく、明るい作風で、シリーズで最も気楽に始められる部類。DX版は5,280円。

ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ DX スクリーンショット ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ DX スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

75
メタスコア
初心者向け度 5/5
ストーリー 3/5
ボリューム 3/5

良い点

  • パズル的な調合が新鮮で楽しい
  • 期限がなく明るい作風で入りやすい
  • サブシリーズの1作目で前提知識が不要

気になる点

  • 物語の起伏は穏やかで淡々としている
  • 戦闘は比較的あっさり

こんな人向け:調合そのものをじっくり楽しみたい人へ。

Steam Switch PS4 Steam通常 ¥5,280 Steamで見る
10 フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~ DX キービジュアル

フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~ DX

2016年 コマンド(ターン制) 外の世界へ・広い旅路

生まれた岩山の町から一度も出たことのない少女フィリスが、外の世界を旅しながら1年以内に錬金術士の資格試験を目指す。シリーズでは異例なほど広いフィールドを移動し、テントを張ってどこでも調合できるのが特徴。この「広さ」と「期限」の組み合わせは評価が割れ、メタスコア74と不思議編では低め。ただし旅そのものの解放感は随一で、自由に歩き回りたい人には刺さる。

フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~ DX スクリーンショット フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~ DX スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

74
メタスコア
初心者向け度 3/5
ストーリー 4/5
ボリューム 4/5

良い点

  • シリーズ随一の広い世界を旅できる
  • どこでも調合できる自由度
  • 旅の解放感が独特

気になる点

  • 期限と広さの両立で評価が割れた(MC74)
  • 目的地を見失いやすい

こんな人向け:自由に歩き回る旅が好きな人へ。

Steam Switch PS4 Steam通常 ¥5,280 Steamで見る
11 リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~ DX キービジュアル

リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~ DX

2017年 コマンド(ターン制) 双子姉妹・絵の中の冒険

双子の姉妹リディーとスールが、寂れた父の工房を立て直しながら王国一のアトリエを目指す。目玉は「絵画の中に入って素材を集める」仕組みで、絵ごとに異なる世界が広がる探索が楽しい。堅実にまとまった一本で、批評も「大きな革新はないが、良作」という評価に落ち着いた(MC74)。不思議編の集大成的な位置づけだが、単体でも問題なく遊べる。

リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~ DX スクリーンショット リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~ DX スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

74
メタスコア
初心者向け度 4/5
ストーリー 3/5
ボリューム 3/5

良い点

  • 絵画世界の探索という発想が楽しい
  • 工房を育てる目標がはっきりしている
  • 双子の掛け合いが軽快

気になる点

  • 目新しさは控えめという評価(MC74)
  • 物語は比較的あっさり

こんな人向け:不思議編を一通り追いたい人へ。

Steam Switch PS4 Steam通常 ¥5,280 Steamで見る
12 ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~ キービジュアル

ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~

2022年 コマンド(ターン制) 夢の世界・再会

『ソフィーのアトリエ』の続編にあたり、夢の世界エルデ・ヴィーゲに迷い込んだソフィーが、プラフタを探しながら旅をする。今回検証した中で最も批評家評価が高く(メタスコア82)、「長寿シリーズでもっとも洗練され、美しい一本」「前作の問題点をすべて修正した」と評された。パズル調合はさらに練られ、戦闘も二重編成で厚みが増している。前作を知らなくても遊べるが、知っていると再会の意味が深い。

ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~ スクリーンショット ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~ スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

82
メタスコア
初心者向け度 4/5
ストーリー 4/5
ボリューム 4/5

良い点

  • 今回検証した中で最高のメタスコア82
  • パズル調合・戦闘とも前作から明確に洗練
  • 評価の高さと入りやすさを両立

気になる点

  • 前作『ソフィーのアトリエ』を知っていると更に良い
  • 大きな驚きより堅実な完成度重視

こんな人向け:評価の高い一本を確実に選びたい人へ。

Steam Switch PS4 Steam通常 ¥8,580 Steamで見る
13 ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ DX キービジュアル

ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ DX

2019年 リアルタイム性の高いコマンド ひと夏の冒険・青春

田舎の島に暮らす少女ライザと仲間たちの、ひと夏の冒険を描く一本。シリーズを一般層にまで広げた最大のヒット作で、いまアトリエと言えばまずこれ、という顔になっている。戦闘は待ち時間の少ないリアルタイム寄りに刷新され、テンポが大きく改善。「秘密の隠れ家」を作って過ごす夏休みのような空気感が支持された。批評家評価はメタスコア75と数字上は突出しないが、Switch版は84。2025年11月12日にDLC込みのDX版が配信され、いまから買うならこれ。

ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ DX スクリーンショット ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ DX スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

75
メタスコア
初心者向け度 5/5
ストーリー 4/5
ボリューム 4/5

良い点

  • シリーズ最大のヒットで導入として鉄板
  • テンポの良い戦闘に刷新
  • ひと夏の冒険という空気感が秀逸
  • 2025年11月にDX版が出て買いやすい

気になる点

  • 物語は2・3へ続く(三部作の1作目)
  • 批評家評価は機種により差がある(PS4 75/Switch 84)

こんな人向け:まず1本選ぶなら、ここから。

Steam Switch PS5 PS4 Steam通常 ¥6,380 Steamで見る
14 ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ DX キービジュアル

ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ DX

2020年 リアルタイム性の高いコマンド 成長した仲間・遺跡探索

前作から3年後、王都へやってきたライザが遺跡の謎を追う続編。批評家からは「前作を素晴らしいものにした要素を保ちつつ、その上に積み上げた」と評価され、メタスコア81と前作(75)から明確に上昇した。調合・戦闘とも遊びやすさが増し、遺跡探索という縦軸ができたことで目的も分かりやすい。一方で「行き来が多い」「敵の種類が単調」という指摘もある。ライザ1からの続きなので、順番に遊びたい。

ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ DX スクリーンショット ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ DX スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

81
メタスコア
初心者向け度 3/5
ストーリー 4/5
ボリューム 4/5

良い点

  • 前作から評価が明確に上昇(MC81)
  • 調合・戦闘の遊びやすさが向上
  • 遺跡探索という目的が分かりやすい

気になる点

  • 同じ場所の行き来が多いという指摘
  • 『ライザのアトリエ』が前提

こんな人向け:ライザ1を遊んだら、続けてこれ。

Steam Switch PS5 PS4 Steam通常 ¥6,380 Steamで見る
15 ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~ DX キービジュアル

ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~ DX

2023年 リアルタイム性の高いコマンド 三部作の決着・広大な島々

ライザ三部作を締めくくる完結編。舞台は大きく広がり、島々をシームレスに巡るオープンな探索が中心になった。批評家からは「ライザへの力強い送り出し」「シリーズの自然かつ決定的な進化」と評価される一方、「オープンワールド化はおおむね成功しているが、それ以外は他作に比べ物足りない部分もある」という声も。三部作の決着なので、1・2を踏まえて遊ぶのが前提。ボリュームはシリーズでも大きい部類。

ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~ DX スクリーンショット ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~ DX スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

81
メタスコア
初心者向け度 3/5
ストーリー 4/5
ボリューム 5/5

良い点

  • 三部作の決着として満足度が高い
  • 島々を巡るオープンな探索が気持ちいい
  • 調合システムの完成度は三部作で最高

気になる点

  • ライザ1・2が前提
  • ボリュームが大きく間延びを感じる場面も

こんな人向け:ライザの物語を最後まで見届けたい人へ。

Steam Switch PS5 PS4 Steam通常 ¥6,380 Steamで見る
16 ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~ キービジュアル

ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~

2025年 アクション寄りのバトル 滅びた大陸・探索とクラフト

錬金術が禁忌とされた世界で、錬金術士ユミアが滅びたアラディス大陸の謎を追う最新作。広大なフィールドの探索と、拠点を建てて整えていくクラフト要素が前面に出ており、従来のアトリエ像を大きく作り替えた。批評家からは「シリーズのゲーム性をひっくり返してなお、シリーズ最高クラスの心に残る体験」と評され、メタスコア80(PS5・批評家36件)。
ただし遊んだ人の評価は大きく割れていて、Steamのレビューは全体64%・日本語63%(699件)とシリーズで突出して低い。日本語の否定的なレビューでは、調合が簡略化されてアクション寄りになり「アトリエらしさが薄い」という声が最も多く、バランスの粗さや、PC版の設定まわりの不親切さ(開始時のキーボード操作、表示するモニターを選べない等)への不満も目立った。探索と拠点づくりそのものを楽しめる人には新鮮だが、従来のアトリエが好きな人ほど合わない可能性がある。Switch 2版も配信済み。本作の2年後を描く新作『カリアのアトリエ』は2027年2月25日発売予定。

ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~ スクリーンショット ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~ スクリーンショット

画像:Steam ストアページ / © 各権利者

80
メタスコア
初心者向け度 3/5
ストーリー 4/5
ボリューム 5/5

良い点

  • 探索とクラフトを刷新した最新の作り
  • 批評家評価も高い(MC80・36件)
  • Switch 2版を含め対応機種が広い

気になる点

  • Steamの日本語レビューは63%と評価が割れている
  • 調合が簡略化され、従来のアトリエらしさが薄い
  • PC版の設定まわりが不親切
  • 9,680円と価格は高め

こんな人向け:探索と拠点づくりが好きな人へ。従来のアトリエ好きは評判を確かめてから。

Steam Switch PS5 PS4 Steam通常 ¥9,680 Steamで見る

遊ぶ順番(サブシリーズ別・おすすめの入り方)

アトリエはサブシリーズごとに物語が完結します。アーランド(ロロナ〜ルルア)・黄昏(アーシャ〜シャリー)・不思議(ソフィー〜リディー&スール、ソフィー2)・秘密(ライザ1〜3)・追憶(ユミア)のまとまりです。頭から全部を順に遊ぶ必要はなく、好きなサブシリーズを1つ選び、その中を順に遊べば大丈夫です。 → 横にスクロール

1 マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~ カバー

マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~

ザールブルグ編(1997年の原点をリメイク)

2 ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~ DX カバー

ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~ DX

アーランド編①(原作2009/DX版2018・Steam版は2018-12-03)

3 トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~ DX カバー

トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~ DX

アーランド編②(原作2010/DX版2018)

4 メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ DX カバー

メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ DX

アーランド編③(原作2011/DX版2018)

5 ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~ カバー

ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~

アーランド編④(2019・8年ぶりの続編)

6 アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ DX カバー

アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ DX

黄昏編①(滅びゆく世界)

7 エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~ DX カバー

エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~ DX

黄昏編②(主人公を選べる)

8 シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~ DX カバー

シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~ DX

黄昏編③(完結編・期限なし)

9 ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ DX カバー

ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ DX

不思議編①(パズル調合の導入)

10 フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~ DX カバー

フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~ DX

不思議編②(広大な旅・期限あり)

11 リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~ DX カバー

リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~ DX

不思議編③(双子・絵画の世界)

12 ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~ カバー

ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~

不思議編④(ソフィーの続編・最高評価)

13 ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ DX カバー

ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ DX

秘密編①(シリーズ最大のヒット)

14 ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ DX カバー

ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ DX

秘密編②(3年後・王都へ)

15 ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~ DX カバー

ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~ DX

秘密編③(完結編・オープンな探索)

16 ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~ カバー

ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~

追憶編(2025年の最新作)

よくある質問

アトリエシリーズはどれから始めるべき?

人気で選ぶなら『ライザのアトリエ』、評価で選ぶなら『ソフィーのアトリエ2』です。
『ライザのアトリエ』(DX版・6,380円)は、田舎の島で暮らす少女ライザたちのひと夏の冒険を描いたシリーズ最大のヒット作。三部作で物語がきれいに完結し、3作とも2025年11月にDX版がSteamで出ました。
『ソフィーのアトリエ2』(8,580円)はメタスコア82(PS4・批評家26件)がシリーズ最高で、Steamの日本語レビューも好評89%(257件)。前作を知らなくても遊べます(知っていればより楽しめます)。
原点を短く味わいたいなら、1997年の初代を作り直した『マリーのアトリエ Remake』(日本語レビュー好評89%)も向いています。

アトリエの順番は? 全部やらないとダメ?

全部やる必要はありません。アトリエは「サブシリーズ」と呼ばれるまとまりごとに物語が完結します。
アーランド:ロロナ → トトリ → メルル → ルルア
黄昏:アーシャ → エスカ&ロジー → シャリー
不思議:ソフィー → フィリス → リディー&スール → ソフィー2
秘密:ライザ → ライザ2 → ライザ3
追憶:ユミア(2027年に続編『カリア』)
好きなサブシリーズを1つ選び、その中を順に遊べば十分です。サブシリーズをまたいで物語が続くことは基本的にないので、どこから入っても置いていかれません。

「期限あり」と「期限なし」は何が違う?

アトリエの好みを最も左右するのがここです。
期限あり:決められた日数のうちに目標を達成する、時間のやりくりを楽しむ作り。原点の『マリーのアトリエ』(5年で卒業課題)や、アーランドの『ロロナ』『トトリ』『メルル』がこのタイプで、とくにトトリは期限が厳しめです。うまく回ると気持ちいい反面、せかされるのが苦手な人には窮屈に感じます。
期限なし:自分のペースで調合と冒険を進められる作り。黄昏編の『シャリー』でシリーズ初めて期限が撤廃され、『ソフィー』『ルルア』『ライザ』『ユミア』なども期限を気にせず遊べます。
初めてで不安なら期限なしの作品からが無難です。なお『マリーのアトリエ Remake』には期限なしで遊べるモードもあります。

最新作『ユミアのアトリエ』の評判は?

評価がはっきり割れています。メタスコアは80(PS5・批評家36件)と高い一方、Steamのレビューは全体64%・日本語63%(699件)で、シリーズの中で突出して低い数字です。
批評家が評価したのは、広いフィールドを探索し、拠点を建てていく作りへ大胆に作り替えた点でした。
一方、日本語の否定的なレビューで最も多いのは、調合が簡略化されてアクション寄りになり「アトリエらしさが薄い」という声です。バランスの粗さや、PC版の設定まわりの不親切さ(開始時のキーボード操作、表示するモニターを選べない等)への不満も目立ちました。
従来のアトリエが好きな人ほど合わない可能性があるので、初めての1本にはライザかソフィー2をおすすめします。

「DX」って何? どの版を買えばいい?

DX版は、過去作に追加コンテンツをまとめて今の機種・Steam向けに出し直した版です。いまから買うなら基本はDX版になります。
アーランド(ロロナ・トトリ・メルル)、黄昏(アーシャ・エスカ&ロジー・シャリー/2019年12月25日)、不思議(ソフィー・フィリス・リディー&スール/2021年4月22日)のDX版は各5,280円。ライザ三部作のDX版は各6,380円で、2025年11月12日にSteamで出ました。
ロロナだけは注意が1つあります。2009年の原作は評価65でしたが、Steamで売られているDX版は、大きく作り直された「Plus版」がもとで評価80です。古い評判を見て避ける必要はありません。

アーランド編(ロロナ・トトリ・メルル・ルルア)はどれから?

『ロロナのアトリエ DX』から順にで問題ありません。ロロナ → トトリ → メルル → ルルアの4作は同じ世界の地続きの物語で、前作の登場人物が次作にも顔を出します。ルルアに至ってはロロナの娘が主人公です。
メタスコアはロロナ80(Plus版)・トトリ74・メルル66・ルルア78。一方Steamの日本語レビューはメルル91%・ルルア84%・ロロナ83%・トトリ76%で、批評家の評価が最も低いメルルが、遊んだ人の満足度では最も高くなっています。
期限つきの前3作が合わなければ、期限のないルルアから入る手もあります。価格は3作のDX版が各5,280円、ルルアだけ8,580円です。

どのアトリエがいちばん評価が高い?

批評家スコア(Metacritic・件数最多の機種)の上位は、ソフィー2 82 / ライザ2・ライザ3 81 / ロロナ(Plus版)・ユミア 80 / エスカ&ロジー 79です。
Steamの日本語レビュー(好評の割合)は別の指標で、リディー&スール 92%・ライザ2 92%・メルル 91%・ソフィー 91%が上位でした(ライザ2はDX版の配信から日が浅く件数12件)。
両方がそろって高いのはソフィー2です。反対にユミア(批評家80・日本語63%)は、批評家と遊んだ人の評価が最も離れた作品です。

新作『カリアのアトリエ』はいつ出る?

『カリアのアトリエ 〜夜の王国と追憶の道標〜』は2027年2月25日発売です(PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch 2/Steam、通常版9,680円)。『ユミアのアトリエ』の2年後の世界を描く、追憶サブシリーズの2作目にあたります。
ユミアで評価が割れた「調合の簡略化」「アクション寄りの作り」がどこまで見直されるかが注目点です。発売前なので当ページの比較には入れておらず、発売後に評判を確かめたうえで追加を検討します。

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